介護士のデイサービスの給料や役割は?デイサービスに向いている人の特徴や役立つ資格について解説!
デイサービスは、要介護認定を受けた高齢者が日帰りで通所し、食事や入浴介助、機能訓練、レクリエーションなどを受けられる介護保険サービスで、介護士は利用者の日常生活支援と心身機能の維持・向上に向けたサポートを担う仕事です。
この記事では、デイサービスの特徴やデイケアとの違い、施設の種類、介護士の仕事内容や1日のスケジュール、給料と平均年収、メリット・デメリット、やりがい、向いている人の特徴、役立つ資格まで幅広く解説します。
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デイサービスとは?通所介護施設の特徴を解説
デイサービス(通所介護)は、要介護認定を受けた高齢者が日帰りで通所し、食事や入浴介助、機能訓練、レクリエーションなどを受けられる介護保険サービスです。
利用者の自立した日常生活の継続と家族の介護負担の軽減を主な目的としており、介護保険法上は「通所介護」と位置づけられています。
デイサービスの目的と役割
デイサービスの主な目的は、要介護者の自立した日常生活の継続と、家族の介護負担の軽減にあります。
厚生労働省は通所介護を、「利用者の社会的孤立感の解消や心身機能の維持、家族の介護の負担軽減などを目的」(※)としたサービスと位置づけています。
(※2026年6月時点 厚生労働省 どんなサービスがあるの? – 通所介護(デイサービス))
具体的なサービス内容には、食事や入浴・排泄の介助に加え、機能訓練やレクリエーション、口腔ケアなどが含まれます。
こうした多面的なサポートを通じて、デイサービスは在宅介護を支える基盤的な役割を担っています。
デイサービスを利用する人の特徴
デイサービスを利用するのは、原則として要介護1〜5の認定を受けた高齢者です。
基本的な対象は65歳以上とされ、関節リウマチや脳血管疾患などの特定疾病があれば40歳以上65歳未満でも申請が可能です。
要支援1・2の方は通常のデイサービスを利用できず、市区町村が運営する介護予防・日常生活支援総合事業の通所型サービスが対象となります。
一般的に、デイサービスの利用者は要介護度1〜3の方が多く、ある程度自立した生活ができる高齢者が中心といえるでしょう。
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デイサービスとデイケアの違いを比較
通所介護(デイサービス)と通所リハビリ(デイケア)のサービス内容の違い
デイサービスとデイケアの違いは、提供されるサービスの中心が「日常生活の支援」か「リハビリテーション」かにあります。
デイサービスでは、食事・入浴の介助やレクリエーション、軽度の機能訓練などが中心に行われます。
一方のデイケアは、医師の指示に基づき、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などの専門職が個別のリハビリテーションを提供するサービスです。
デイケアを利用するには主治医の指示が必要となる点も、デイサービスとの違いといえるでしょう。
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デイサービスとデイケアの医療的サポート体制の違い
デイサービスとデイケアの最大の違いは、医療的な判断・管理体制の有無にあります。
デイケアは介護老人保健施設や病院、診療所などに併設されており、常勤の医師の配置が義務付けられています。
これに対してデイサービスでは、看護職員は配置されるものの、医師の常駐は必須要件となっていません。
そのため、デイケアの方が健康管理や医療的ケアの体制が整っており、医学的管理を必要とする利用者に適したサービスといえます。
デイサービスの主な種類と特徴
小規模デイサービス
小規模デイサービスは、1日の利用定員が18人以下の地域密着型通所介護のことです。
2016年4月の介護保険法改正により、利用定員18人以下のデイサービスは地域密着型サービスへ移行しました。
管轄は市区町村で、原則として施設のある市区町村に住民票がある人が利用対象となります。
個人に監視が行き届きやすい少人数制のなかで、利用者一人ひとりにじっくり向き合うケアができることが、小規模デイサービスの大きな特徴といえるでしょう。
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リハビリ特化型デイサービス
リハビリ特化型デイサービスは、機能訓練や身体機能の維持・向上を主目的としたデイサービスの一形態です。
介護保険上は通所介護に分類され、施設によって「リハビリ型デイサービス」「機能訓練型デイサービス」とも呼ばれます。
理学療法士・作業療法士・柔道整復師などの機能訓練指導員が在籍し、個別のマシントレーニングや機能訓練を中心に提供している点が特徴です。
利用時間は半日単位が一般的で、食事や入浴のサービスを提供しない施設も多く見られます。
大規模デイサービス
大規模デイサービスは、1ヵ月間の利用者数が通算750人以上の施設のことを指します。
事業所の規模により、月間延べ利用者数751〜900人以下が「大規模型(Ⅰ)」、900人超が「大規模型(Ⅱ)」と分類されます。
1日の利用定員も19人以上と比較的多く、賑やかな環境で多彩なレクリエーションが用意される傾向があります。
利用者数が多い分、設備が整っていたり、職員数が確保されている事業所が多いことも特徴の一つです。
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認知症対応型デイサービス
認知症対応型デイサービス(認知症対応型通所介護)は、認知症の利用者を対象とした地域密着型の専門施設です。
1日の利用定員は12人以下と少人数で、勤務するスタッフには一定の配置基準が設けられています。
事業所は運営形態によって「単独型」「併設型」「共用型」の3種類に分けられ、それぞれ運営場所が異なります。
事業所の管理者には「認知症対応型サービス事業管理者研修」の修了が義務付けられているため、専門性の高いケアが提供される環境となっています。
お泊りデイサービス
お泊りデイサービスは、デイサービスを利用した後に引き続いて翌日まで施設で過ごすことができる宿泊サービスです。
利用者と同居している親族の出張や体調不良などが突発的に発生した際に、一時的に利用される傾向があります。
日中のサービスは介護保険の対象ですが、宿泊部分は介護保険適用外となるため、宿泊費用は全額自己負担となります。
夜勤専従スタッフを雇う施設もあるため、就寝から起床までの身体介助や見守り、必要に応じて排泄介助などの夜間業務が発生します。
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療養型デイサービス
療養型デイサービス(療養通所介護)は、常時医療ケアが欠かせない重度の要介護者やがん末期患者を対象とした地域密着型サービスです。
利用定員は9名以下と規定されており、看護師による観察が必要な利用者に対応します。
平均介護度は4.3と他のデイサービスより高く、医療と介護の連携がより強く求められる施設形態です。
重度の利用者を受け入れるため、医療面のサポート体制を充実させていることが、療養型デイサービスならではの特徴といえるでしょう。
デイサービスで働く介護士の仕事内容と役割
利用者の送迎業務
送迎業務は、デイサービスで働く介護士の重要な仕事の一つです。
送迎車で利用者の自宅から施設までを案内し、施設からの帰宅時にも自宅まで送り届けます。
専任ドライバーがいない場合は介護職員が送迎を兼任し、車椅子や歩行補助具を使う利用者の乗降サポートも担います。
複数の利用者を順に迎えに行くため、効率的なルート設定や時間管理、乗車中の体調変化への気配りなどが求められる業務です。
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食事介助と口腔ケア
食事介助は、食事の配膳や利用者の嚥下機能に合わせた食事中の介助を行う仕事です。
利用者ごとに「とろみ食」「きざみ食」など料理が異なる場合があるため、配膳ミスを防ぐ確認作業が欠かせません。
食事中は誤飲や誤嚥に気を配りながら、利用者の様子を見守りながらサポートします。
食後の歯磨きなどの口腔ケアや服薬介助も介護士の重要な業務で、口腔内が清潔に保たれているかを確認することで利用者の健康維持を目指します。
入浴介助
入浴介助は、利用者が安全かつ快適に入浴できるよう支援する仕事です。
着替えや洗髪・洗体の補助のみでなく、浴室の温度調整や脱衣所の環境整備も介護士が担当します。
利用者の身体状況によっては、機械浴やリフト浴など特殊な設備を活用する場合もあります。
入浴前後のバイタルチェックを通じて体調を確認することも介護士の役割で、安全な入浴を実現するために細やかな配慮が求められます。
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排泄介助
排泄介助は、利用者がトイレを利用する際に必要なサポートを行う仕事です。
利用者の自立度に応じて、誘導・見守り・直接介助と対応方法を変えるのが基本となります。
利用者の尊厳を守りながら、プライバシーに配慮した丁寧な対応が求められます。
排泄の状況は健康状態を把握する重要な手がかりになるため、職員間での記録や情報共有も介護士の役割の一部となっています。
機能訓練のサポート
機能訓練のサポートは、機能訓練指導員と連携しながら利用者の身体機能の維持・向上を支える仕事です。
介護士は、機能訓練指導員が立てたプログラムに基づき、訓練中の安全確認や声かけ、必要な補助を行います。
利用者の状態や進捗を観察し、機能訓練指導員にフィードバックする役割も担当します。
訓練内容を利用者に指示するのではなく、利用者が安心して取り組める環境を整えることが、機能訓練において求められる介護士のサポートです。
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レクリエーションの企画・実施
レクリエーションの企画・実施は、デイサービスで働く介護士の代表的な業務です。
折り紙や絵手紙などの手作業、体操やカラオケ、季節ごとのイベントなど、多彩な内容が施設ごとに用意されています。
介護士が交代でレクリエーション担当を勤め、企画から開催までを運用することが一般的な業務です。
利用者の身体状況や好みを踏まえた工夫が求められ、機能訓練の要素を取り入れた内容を考案することも、介護士の腕の見せどころとなります。
利用者の健康チェック
健康チェックは、利用者がデイサービスへ到着した時点でバイタル測定や問診を行う業務です。
介護士や看護職員が連携し、体温・血圧・脈拍などを確認したうえでサービスの提供可否を判断します。
体調不良の兆候があれば、医療職とすぐに情報共有して対応方針を決めることが求められます。
日々の変化を早期にキャッチすることで、思わぬ体調不良やケガを未然に防ぐ役割を果たす重要な業務となっています。
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デイサービスで働く介護士の1日のスケジュール
8時頃:出勤と利用者のお迎え
8時頃にデイサービス職員は出勤し、送迎車で利用者の自宅まで迎えに行きます。
1人の介護士が複数の利用者を順に迎えに回るため、効率的なルート設定が大切です。
介護士は車椅子利用者の乗降に丁寧なサポートを行い、安全に施設へ案内するのが朝の業務です。
送迎時の利用者との会話を通じて、その日の体調や気分を把握できる貴重な時間にもなります。
9時頃:健康チェックと活動準備
9時頃、利用者が施設に到着するとバイタルチェックや健康観察が行われます。
介護士は利用者の体温・血圧・脈拍などを測定し、その日の体調を把握したうえでサービス内容を調整します。
連絡帳や持ち物の確認も併せて行い、家族からの伝達事項を職員間で共有します。
午前のプログラムに備えて、必要な備品や訓練機器のセッティングなど活動準備も整える時間帯です。
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10時頃:機能訓練・入浴介助・午前のレクリエーション
10時頃からは、機能訓練や入浴介助、午前のレクリエーションが並行して進められます。
入浴介助では利用者ごとに時間を区切り、安全に配慮しながら順番に対応していくのが一般的です。
機能訓練の場面では、機能訓練指導員と介護士が協力し、利用者の補助や見守りを行います。
レクリエーションでは、軽いストレッチやゲームなど、参加者全員が楽しめる活動を介護士が中心となって進めることが多い時間帯となります。
12時頃:昼食介助とスタッフ休憩
12時頃には昼食の時間となり、介護士は配膳と食事介助を担当します。
利用者の嚥下機能に合わせた食事を間違えないよう配膳し、誤嚥に注意しながら見守ります。
食事介助が必要な場合は、利用者のペースに配慮しつつ丁寧にサポートする姿勢が必要です。
食事後の口腔ケアや服薬介助を行い、利用者の休憩時間に合わせて職員も交代で休憩を取る流れになります。
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14時頃:午後の機能訓練とレクリエーション
14時頃からは、午後の機能訓練やレクリエーションが実施されます。
午後の時間帯には、少し活動量のあるレクリエーションを行う施設もあると言えます。
利用者の体調や疲労度を観察しながら、内容を柔軟に調整することが介護士に求められる場面です。
おやつの時間を挟むことが多く、ティータイムでの会話を通じて利用者同士の交流が深まる時間にもなります。
16時頃:利用者の送迎と業務記録の作成
16時頃から利用者の送迎が始まり、自宅まで安全に送り届けます。
送迎時には、家族にその日の様子を口頭で伝えたり、連絡帳に記載することもあります。
送迎終了後の介護士は、業務記録の作成や翌日の準備、職員間でのミーティングなどに取り組みます。
利用者ごとの記録はケアの質を保つために欠かせない業務で、丁寧に残しておくことが重要となります。
デイサービスで働く介護士以外の主な職種
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生活相談員
生活相談員は、利用者やその家族からヒアリングした相談内容や要望を施設内にフィードバックする役目を担っています。
主な業務は、サービス利用開始・終了時の手続き、利用者や家族からの相談対応、関係機関との連絡調整などです。
通所介護計画書の作成や支援状況のモニタリングなど、ケアプランに関わる業務も担当しています。
資格要件として、社会福祉士・精神保健福祉士・社会福祉主事任用資格のいずれかを取得している必要がある専門職です。
機能訓練指導員
機能訓練指導員は、利用者の身体機能の維持・向上を目的としたリハビリ計画を作成し、実施する職種です。
主に理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師の有資格者が務めています。
利用者それぞれの健康状態に合わせたプログラムを組み立て、介護士と連携して機能訓練を進めるのが主な役割です。
リハビリの一環としてレクリエーションを取り入れる際は、介護士と共同で内容を企画する場面もあります。
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看護職員
看護職員は、利用者の健康管理や医療面でのサポートを担当する職種です。
バイタル測定や服薬管理、状態観察、医療機関との連携などが主な業務となっており、緊急時の対応も重要な役割です。
医療的ケアが必要な利用者には、医療行為の範囲内で適切な処置を行います。
介護士や生活相談員と密に情報共有しながら、利用者が安心して過ごせる環境を整える存在となっています。
管理者
管理者は、施設全体の運営を担う責任者で、施設長やセンター長と呼ばれることもあります。
具体的な業務には、介護報酬の請求、職員の勤怠管理、収支管理、採用活動、行政機関との調整などが含まれます。
デイサービスでは常勤・専従で1人の管理者の配置が定められていますが、職務に影響しない場合は他職種との兼務も認められています。
施設運営の質を左右する重要な存在で、職員への指導や利用者・家族との信頼関係構築なども管理者の役割となります。
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デイサービスで働く介護士の給料と平均年収
デイサービスで働く介護士の平均給与額
デイサービスで働く介護士の平均給与は、月給制・常勤の場合で29万4,440円(※1)です。
この数値は厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」に基づくもので、基本給に手当や一時金を含めた平均給与となっています。
保有資格別に見ると、介護福祉士は約30万円(※2)、無資格者は約28万円(※3)と、資格の有無で2万円(※4)ほどの差が生じます。
非常勤・時給制の介護士の場合、平均時給は1,080円(※5)前後が目安となります。
(※1~5 2026年6月時点 厚生労働省 令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果)
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他の介護施設と比較した給与水準
デイサービスの介護士の給与水準は、他の介護施設と比較すると低めの傾向にあります。
最も給与が高い介護老人福祉施設(特養)の平均給与は36万1,860円(※1)で、デイサービスとの間には7万円(※2)ほどの差が見られます。
(※1~2 2026年6月時点 厚生労働省 令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果)
給与差の主因は、夜勤手当の有無です。
24時間体制の入所型施設では夜勤手当が支給されるため平均給与が高くなりますが、デイサービスは日勤中心の働き方となるため、その分の差が反映される仕組みになっています。
デイサービスで働く介護士のメリットとデメリット
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介護士がデイサービスで働く場合の主なメリット
介護士がデイサービスで働く主なメリットは、生活リズムの安定性と就業のしやすさにあります。
夜勤が基本なく生活リズムを保ちやすい
デイサービスは日中の利用が中心で、基本的に夜勤がないため、生活リズムを安定させて働けます。
デイサービスは土日祝が休みの施設も多く、家族や友人との時間を優先した働き方を実現しやすい点が魅力です。
未経験や無資格からでも始めやすい
デイサービスは、無資格・未経験から介護の仕事を始めやすい職場として知られています。
利用者の介護度が低めなため、有資格者の指導のもとで段階的に業務を覚えていける環境が整っています。
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身体的な負担が比較的軽い働き方ができる
デイサービスの仕事は、入所型施設と比べて身体的な負担が比較的軽い傾向にあります。
デイサービスは移乗介助やおむつ交換などの筋力的な介護が比較的少ないため、体力面に不安がある介護士でも続けやすい職場といえるでしょう。
介護士がデイサービスで働く場合の主なデメリット
介護士がデイサービスで働く際のデメリットには、スキル習得・送迎業務・給与面の課題が挙げられます。
介護スキルの専門性が身につきにくい場合がある
デイサービスでは、難易度の高い身体介護を経験する機会が少なくなる場合があります。
専門的な介護技術を積み上げたい人にとっては、デイサービスの仕事は味気ないルーティーンワークのように感じてしまう可能性があります。
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送迎の業務が体力的・精神的な負担になる場合がある
送迎業務は、利用者の安全に気を配りながら時間内に複数の自宅を回る必要があります。
車の運転に苦手意識がある介護士の場合、緊張や疲労を感じやすい業務になる可能性があります。
入所型施設と比べると給与水準が低めになりやすい
デイサービスは夜勤手当がない分、月収ベースで入所型施設より低めになる傾向があります。
給与の高さを重視する介護士にとっては、施設形態や処遇改善の取り組み状況を事前に把握することが大切です。
デイサービスで働く介護士の仕事のやりがい
利用者の自立支援に貢献できる
デイサービスで働く介護士の大きなやりがいは、利用者の自立した生活を支える役割を担える点にあります。
通所介護の目的は、利用者ができる限り自宅で自立した日常生活を続けられるよう支援することです。
介護士が日々のケアや機能訓練のサポートを通じて、利用者の心身機能の維持・向上に貢献できる仕事です。
要介護度の進行を緩やかにできたり、できることが増えていく姿を見守れることが、この仕事ならではの醍醐味といえるでしょう。
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利用者との会話や交流を楽しめる
デイサービスでは、利用者との会話や交流を楽しめる場面が多くあります。
利用者の介護度が比較的低く、コミュニケーションを取りやすい環境が整っているからです。
人生経験豊富な高齢者から多くの話を聞く機会があり、会話を通じて利用者の人柄や趣味を知ることができます。
こうした日々の交流から信頼関係が築かれ、利用者の笑顔に触れられることが、介護士にとってのやりがいになる仕事です。
レクリエーションで利用者に喜んでもらえる
レクリエーションを通じて利用者に喜んでもらえることは、デイサービスの介護士ならではのやりがいです。
自身が企画した内容で利用者が楽しそうに参加している姿を見られると、達成感を実感しやすくなります。
季節のイベントや創作活動など、創意工夫が活かせる場面も多く、自分のアイデアが利用者の生活の彩りに直結する仕事です。
利用者から「楽しかった」と感謝の言葉をかけてもらえる瞬間は、介護士にとって大きな喜びを感じる場面となるでしょう。
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利用者のご家族の介護負担を軽減できる
デイサービスを利用することで、家族が日々の介護と離れる時間が生まれます。
在宅介護を続ける家族にとって、介護から離れて自分の時間を持てることは精神的な大きな支えとなります。
家族から感謝の言葉をかけられる場面も多く、介護士は利用者のみでなく家族の生活も支えている実感を得られるでしょう。
こうした家族支援の側面は、デイサービスならではの仕事の意義として、介護士のやりがいにつながります。
デイサービスの仕事に向いている介護士の特徴
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初対面の人とも臆せず会話できる人
デイサービスは、毎日違う顔ぶれの利用者と接する機会が多い職場です。
初対面の人にも自然に話しかけられるコミュニケーション能力が求められる仕事といえます。
利用者と短時間で信頼関係を築くことが大切で、明るく親しみやすい態度で接することができる介護士は活躍しやすいでしょう。
利用者の表情や声のトーンから気持ちを汲み取り、適切な声かけができる人は、デイサービスでの仕事に向いています。
レクリエーションやイベントの企画が得意な人
レクリエーションやイベントの企画が得意な人にとって、デイサービスは力を発揮しやすい職場です。
利用者を飽きさせない工夫を考えるのが好きな人や、新しい企画を生み出すことに楽しさを感じる人に適しています。
大勢の前で司会進行をしながら場を盛り上げられるスキルも、デイサービスでは重宝される素質といえるでしょう。
創意工夫を凝らした活動を通じて利用者に楽しんでもらいたい気持ちが強い人にとって、デイサービスはやりがいを感じやすい仕事です。
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仕事とプライベートを両立させたい人
仕事とプライベートの両立を重視する人にとって、デイサービスは適した職場です。
基本的に日勤のみで夜勤がなく、土日や祝日が休みの施設も多いため、家族や友人との予定が立てやすい環境となっています。
1日のスケジュールが決まっており残業が少なめなことも、予定を管理しやすいポイントです。
子育て中や家族の介護をしている人にとって、ライフスタイルを保ちながら長く働き続けられる職場といえるでしょう。
柔軟な対応力がある人
デイサービスでは、利用者の状態や気分に応じて臨機応変な対応が求められる場面が多くあります。
体調の急な変化や、レクリエーションへの参加意欲のばらつきなど、その日その場で判断する力が必要です。
チームメンバーと連携しながら状況に合わせて動ける介護士にとって、デイサービスは活躍しやすい職場です。
予定通りに進まない場面でも前向きに対処できる柔軟性は、現場で重宝される素質といえるでしょう。
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体力に自信がない人や介護業務が未経験の人
体力面に不安を感じる人や介護業務が未経験の人にとって、デイサービスは挑戦しやすい職場といえます。
利用者の介護度が低めで、重度の身体介護が少ない分、体力的な負担を抑えながら経験を積める環境です。
有資格者の指導のもとで段階的に業務を覚えられるため、無資格・未経験から介護の仕事を始めたい人にも適しています。
介護の基礎を学びながら自分のペースで成長できることが、初心者にとっての魅力となるでしょう。
デイサービスで介護士として働くのに役立つ資格
介護福祉士
介護福祉士は、介護分野で唯一の国家資格で、専門的な知識と技術を持つ証明となります。
資格取得には、3年以上の実務経験と介護福祉士実務者研修の修了後、国家試験に合格する必要があります。
介護福祉士の資格を取得すると、資格手当が付くことが多く、給与アップが期待できます。
チームリーダーや生活相談員、管理者など、キャリアアップの道も広がる資格です。
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社会福祉士
社会福祉士は、福祉相談援助の専門職としての国家資格です。
デイサービスでは、生活相談員の任用要件の一つとして社会福祉士が認められています。
利用者や家族の相談対応、関係機関との連携・調整など、相談援助業務の専門性を発揮できる資格となります。
社会福祉士の資格があれば、デイサービス以外の福祉分野でも幅広く活躍の場が広がるでしょう。
介護福祉士実務者研修
介護福祉士実務者研修は、介護に関する基本的な知識と技術を体系的に学べる研修です。
介護福祉士国家試験の受験資格を得るために必須となる研修で、450時間の研修課程が組まれています。
医療的ケア(喀痰吸引・経管栄養)の基礎についても学べるため、対応可能な業務の幅が広がります。
キャリアアップを目指す介護士にとって、次のステップへつながる重要な資格です。
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介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、介護職として働くうえでの基礎を学ぶ入門的な研修です。
旧ホームヘルパー2級に相当する内容で、130時間の研修と修了試験で取得できます。
無資格ではできない一部の身体介護を一人で行えるようになるため、業務範囲を広げたい未経験者に適しています。
介護の基礎知識と技術を習得していることの証明にもなり、就職や転職の際にも評価される資格です。
普通自動車第一種運転免許
普通自動車第一種運転免許は、デイサービスの送迎業務を担当する際に役立つ資格です。
専任ドライバーがいない施設では介護士が送迎を兼任することが多く、運転免許の有無が業務範囲に影響します。
ハイエースなどの大型ワンボックスカーを運転する施設もあるため、運転に慣れていると安心して業務に取り組めるでしょう。
普通自動車第一種運転免許を保有していると、応募できる求人の選択肢が広がるメリットがあります。
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デイサービスで働く現役介護士の体験談
飲食業からデイサービスに転職した介護士の声
飲食販売業からデイサービスへ転職した介護士の体験談では、未経験から介護の仕事に挑戦するまでの不安と、実際に働き始めてからの気づきが共有されています。
未経験の状態から介護の仕事に飛び込むことに不安を感じる人は少なくありませんが、デイサービスは利用者の介護度が比較的低めなため、段階的に業務を覚えやすい環境です。
飲食業で培った接客スキルやコミュニケーション能力は、利用者との会話や場を盛り上げる場面で活かせると感じる人も多いと言えます。
資格取得支援制度を活用しながらキャリアアップを目指せる職場であることが、転職して良かった点として挙げられる傾向にあります。
事務職からデイサービスに転職した介護士の声
事務職員からデイサービスへ転職した介護士の体験談では、座り仕事から動きのある仕事への変化と、人と関わる喜びの発見が語られています。
事務職と比較すると体を動かす機会が増えるため、最初は体力面の慣れが必要だと感じる場面もあると言えます。
利用者一人ひとりとの会話や交流の中で「ありがとう」と感謝される瞬間が多く、人との関わりに喜びを実感できる仕事だという声が聞かれます。
事務職で身につけた書類作成やパソコンスキルは、業務記録の作成や通所介護計画書の管理などで役立つことが多いと感じる介護士もいます。
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デイサービスで働く介護士に関するよくある質問
デイサービスにおける介護士の役割は?
デイサービスにおける介護士の役割は、利用者の日常生活支援と心身機能の維持・向上に向けたサポートを行うことです。
具体的な業務には、食事・入浴・排泄の介助、レクリエーションの企画・実施、送迎、健康チェックなどが含まれます。
利用者の自立を支えながら、家族の介護負担を軽減することがデイサービスの介護士に期待される重要な役割といえるでしょう。
デイサービスで働くには介護士の資格は必要?
デイサービスで働くために、介護関連の資格は必須ではありません。
無資格者は、有資格者の監督下で身体介護を行ったり、レクリエーションの企画・実施を担当したりするのが一般的です。
ただし、介護職員初任者研修や介護福祉士などの資格を取得すれば、一人で身体介護を行えるようになるなど業務範囲が広がります。キャリアアップを目指す方は、資格取得を検討するとよいでしょう。
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デイサービスの仕事は覚えられないか不安?
デイサービスの仕事は、未経験から始める方でも段階的に覚えていける業務構成となっています。
最初は見守りや配膳、レクリエーションの補助、送迎の同乗などから始め、少しずつ担当範囲を広げていくのが一般的な流れです。
利用者の介護度が比較的低めなため、難易度の高い身体介護が少ない点も、初心者が業務を覚えやすい要因の一つといえるでしょう。
デイサービスの仕事は楽しい?
デイサービスの仕事は、利用者との会話やレクリエーション、家族からの感謝など、人との交流に喜びを感じやすい職場です。
利用者の介護度が比較的低めで、コミュニケーションを取りやすい雰囲気のなかで働けます。
レクリエーションを企画して利用者に喜んでもらえる場面や、利用者の自立を支援できる場面など、やりがいを感じられる機会が多いといえるでしょう。
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介護職で一番稼げる職種は?
介護業界の主な職種で平均給与が最も高いのは、看護職員という調査結果が出ています。
厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」を基にしたランキングでは、看護職員に続いて介護支援専門員(ケアマネジャー)が上位です。さらに、理学療法士・作業療法士などのリハビリ専門職員も上位に入っています。
介護職員自身が年収アップを目指す場合は、介護福祉士などの資格取得や役職への昇格、夜勤手当のある施設形態を選ぶといった方法が考えられます。
デイサービスと放課後等デイサービスの違いは?
デイサービスと放課後等デイサービスの最大の違いは、対象者の年齢と根拠法にあります。
デイサービスは介護保険法に基づき、要介護認定を受けた高齢者を対象としています。一方の放課後等デイサービスは児童福祉法に基づく障がい児通所支援サービスで、原則6〜18歳の就学児が利用対象です。
放課後等デイサービスでは、日常生活動作のトレーニングや集団生活への適応訓練、学習支援などが行われ、提供する支援内容も大きく異なります。
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